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映画クレヨンしんちゃん「爆睡!ユメミーワールド大突撃」名シーン31選!

こんばんは、いちあきです。

今回紹介する「爆睡!ユメミーワールド大突撃」は子供が楽しむのはもちろん、大人でも考えさせられる内容でした。

クレヨンしんちゃんの劇場版と言えばこれまで

  • オトナ帝国の逆襲!
  • アッパレ戦国大合戦

この2強と言われてきましたが、それに負けない作品が出てきましたね。

その魅力を映画の名シーンを元に紹介していきますね!

ネタバレも含みますので、未視聴の方はご注意ください。

「爆睡!ユメミーワールド大突撃」あらすじ

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 毎晩、楽しい夢が見られる世界、ユメミワールド。 何でも叶う夢の世界の訪れに、しんのすけたちは喜びいっぱい!・・・だったのに、 突然、楽しい夢は悪夢の世界へと姿を変えた! 時を同じくして、春日部の街にやってきた少女・サキ。 しんのすけたちカスカベ防衛隊の仲間になり、悪夢に立ち向かうと約束するが、 サキにはある秘密があった・・・

(引用:Amazon) 

一言で言うと、しんのすけ達の幼稚園に転入してきた少女サキを助ける物語です。

タイトルの通り、今回のテーマは「夢」です。とある事情により悪夢を見るようになったサキを助けることを一貫しています。

ちなみに監督は「逆襲のロボとーちゃん」の高橋渉さん、脚本は劇団ひとりさんとの共同執筆です。劇団ひとりさんは芸人の印象が強いですが、映画「青天の霹靂」でも脚本を担当し、高評価を得ています。

「劇団ひとり」さんはクレヨンしんちゃんの大ファンということで、昔ながらのテイストを残しながら、非常にクオリティの高い物語を提供してくれました。

そんなタッグによる「ユメミーワールド」は最高でした!

「爆睡!ユメミーワールド大突撃」の個人的名シーン

ここからは完全にネタバレで、各シーンを元に振り返っていきます。

名シーンと言いましたが、単純に印象深いシーン集ですね。

となりの越谷市の「集団悪夢シンドローム」

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開幕に今回の核が説明されるのですが、「集団悪夢シンドローム」ってそれだけで子供向け感が大分薄れてくるネーミングですね。このシーンだけで今回の「ユメミーワールド」というのがどういうものなのかイメージが膨らんでいきます!

「わたし、バカには謝んない!」

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今回のヒロインである、サキちゃんです。

「おバカ」が嫌いなようで、友だちになろうとする園児達を突き飛ばしたり無茶苦茶します。「おバカには謝んない」という言葉通り、何でも謝りません。まあそれが後半に繋がってきそうですでに目頭が熱くなります。

「俺も良い夢見るぞ!」「あたしも!」

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春日部市の住民が自分の見たい夢を叶えられる世界「ユメミーワールド」に行ったシーン。子供たちは自分の好きなように夢を叶えるのですが、大人は中途半端にしか叶えられません。意味深ですよね。

「ヨシリン!嘘でしょ!ヨシリーン!」

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夢のエネルギー=ユメルギーが無くなった大人は夢の世界から追放され、悪夢の世界に飛ばされます。ヨシリンが真顔で二人乗りしてるのがリアルですよね…ミッチーからするとまさに悪夢。

「おいしいかサキ?」「おいしいよパパ」

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ひと目で母親がいないことがわかるシーン。真顔で「おいしいよパパ」というサキの心中はどのようなものでしょうか。父親が娘のためを想って作っているのはわかるのですが、同じように愛情のかけ方が野原一家と違うことは他のシーンでもわかります。

「あいつは本当に5才なのか?」

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「ユメミーワールド」で連日見るしんのすけの夢にツッコむ風間くん。そのツッコミするどすぎない?今回の作品は全体的にボケとツッコミのクオリティが高く子供だとわからないかもしれませんね。

「なんで渡辺篤史がここにいるのよ!」

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サキの家を訪ねたしんのすけに対してのサキのツッコミ。「渡辺篤史の建もの探訪」なんて僕でも調べるまでわかりませんでした。本当に5才か疑わしいですね(笑)

「ひみつ基地…!」

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サキちゃんの家の敷地内で追い回されたしんのすけが見つけたゴミ置き場。ここだけ映像がめちゃくちゃ綺麗です。 新海誠作品かよ!

「ほんと、お花みたいね」

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サキちゃんの悪夢。前シーンでは普通の母親だったのに一瞬で悪夢に。間違いなく少なくない少年少女のトラウマになったであろうレベルで怖い。

「サキちゃんがまた一人ぼっちになっちゃうから」

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「もうすぐこの町を出て行くの、それでみんなの夢は元通り、それでいいでしょ」

「だめー」

「警察に言う気!?」

「いわないー」

「じゃあ何がだめなの!?」

「サキちゃんがまた一人ぼっちになっちゃうから」

みんなの悪夢は自分が原因だと告げたサキちゃんに対してのしんのすけ。カッコよすぎるだろ…。間違いなく今作の名シーン。

「バクを見つけて、サキちゃんの悪夢を食べてもらっちゃう大作戦」

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サキちゃんが大事にしている形見のバクのぬいぐるみをヒントにしんのすけが出した答え。かなり痛快なシーンでした。

また、野原一家と食べているお好み焼きはサキちゃんの朝食と対になっているのもポイントですね。家族のあり方は裏テーマな気がします。

「私だけだ!!この子を救えるのは!!」

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サキちゃんの父親が本当に娘のことを想っているのがわかるシーン。ただ、想いすぎるがあまり過保護になっているのがもどかしい。この辺から家族のあり方がテーマっぽく見えてきますね。

「夢見る少女魔法使いミサぴょん!」「おいらは正義の味方ヒロシ仮面!だぜ…」

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他所の女の子を救うためにも全力を尽くす最高にバカでカッコいい家族ですね。こんな格好するのは”子供になりきれば、夢の中でも活動できるようになる”という根拠。結構的を得ているとは思うのですが、実行に移せるのがすごい。

「オラ、こんな親の子供なんて情けない…」としんのすけの容赦ないツッコミがまた面白いです。

「たい!たい!」

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「ユメミーワールド」の中で巨大化して戦うひまわりのシーン。劇場版のひまわりって基本的に強キャラな気がするんですがどうでしょうか?しばらく巨大化状態ですが、無双していました。

「サキちゃーん!」「しんちゃーん!」

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夢の中でサキちゃんを迎えに来たしんのすけ。完全に王子様だこれ。地味にサキちゃんがちゃんと笑っているのはこのシーンが初めてなような気がします。そして2人はバクを探しに悪夢の世界へ。

「わたし達、わるい子なかまだ…」

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「わたしも防衛隊でいいの…?わたし、わるい子だよ」

「んー、オラも母ちゃんにしょっちゅう怒られてるし…」

「わたし達、わるい子なかまだ…」

今まで悪夢にうなされ、他の人を犠牲にしてきたサキちゃんが本当の友達を見つけることができたシーン。サキちゃんの気持ちを考えると見ている方も涙が出てきますね…

「安心してくださーい!はいてませんよー!」

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はいてない安村とかいう悪夢。とある事件以降テレビで見かけることが少なくなりました。クレしん映画はその時の旬が残るので思い出としても面白いです。

「なぜ大人にこれほどのユメルギーが…!」

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無双するみさえとひろしに対して一言。野原一家は最強だということはわかりますね。こういう特別感を感じさせるシーンは個人的にすごく好きですね。

「…ごめんなさい」

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一度裏切られたネネちゃん。サキちゃんのバクを探しにいくことを信じられずに詰めよったところ、サキちゃんが謝りました。最初のシーンから成長していることがわかりますね。やったねたえちゃん、友達が増えるね。

「バクはバクでも、大和田獏!」

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誰が子供でわかんねん!!!

完全に大人向けのボケですね。クレしん劇場版ってこういうところありますよね。しかも大和田獏さんのシーンがめっちゃ長いのが冷静に考えると笑える。ちなみにボーちゃんは序盤にファンだという伏線を張っていた模様。

「あの子に必要なのは愛情よ!」

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それはきっとお父さんもわかっているんだよね…愛情の注ぎ方の違いなんだよ…そこがまたやるせない気持ちになりますね。

「私の夢はともだちを作ること、やっと叶った…」

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わたし、悪夢を見なくて済むなら何でも良かった。みんなの夢を吸い尽くして、引っ越して、また吸い尽くして。でも、どこに行っても、寝ている時も、起きてる時もいつも一人ぼっち。もうずっと!ずっと寂しかったの!

私の夢はともだちを作ること。やっと叶った…。だからパパお願い、もうみんなを巻き込まないで。

最初のシーンではお父さんに操られたようになっていたサキちゃんが自分の本心を伝えるシーン。最初のサキちゃんからの成長を考えると泣けるほどの名シーンになります。ここから物語は一気にクライマックスに向かいます。

「オラ達は絶対入る!!」

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力尽きて倒れたサキちゃんを助けに夢の中に入ろうとするしんのすけ達。「それは無理だ」とお父さんが止めますが、キラキラ攻撃で決意表明します。昔ながらの演出ですね。最近は少なくなったような気がします。

「「「「「おやすみなさーい!!!」」」」」

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まるでRPGのラストダンジョンに乗り込むかのような熱いシーン。今作は最初から最後までカスカベ防衛隊が活躍していました。

「マンガ家を舐めるな!」

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夢の力で悪夢に立ち向かうカスカベ防衛隊メンバー。どの口が言うねん!というツッコミは置いておいて、このワンカットがめちゃくちゃカッコよくて好きですね。やるじゃんオニギリ頭!

「サキちゃんに伝えなきゃいけないことがあるの!」

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ここからこの映画のポイントであるみさえの出番ですね。「みさえ」としてではなく、「母親」として母親に対しての罪悪感をいだき続けるサキちゃんに何かを伝えようとします。

「あなたがおバカなことをしたから、ママが死んじゃったんだよ」

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サキちゃんの罪悪感が実体化して出てきたシーンです。その罪悪感が「おバカなことをしたから」と言います。サキちゃんが「おバカな子が嫌い」と言っていたのは、自分を許せなかったからだということがわかりますね。伏線が細かい。

「子供のピンチに駆けつけない親がどこにいるってのよ!」

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ここから「母親」であるみさえの出番です。「ユメミーワールド」一番の名言&名シーンではないでしょうか。しんのすけの「母ちゃん、何で!?」というのに答えているのですが、サキちゃんにも言っていますね。

「それが、母親ってもんなの!あなたを憎むわけない!」

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親にとって、子供ってのは自分以上なの!そこんとこわかってんの!?嫌われたっていいから、自分の子供を守りたいだけ!それが母親ってもんなの。あなたを憎むわけない!

今回の名言ですね。親は常に子のことを考えて動いている。サキちゃんのお母さんもサキちゃんを守りたかっただけだということを伝えます。

僕はまだ独身なので、分からない部分も多いですが、世の母親達は共感しそうな名言ですよね。いつかはわかるようになりたいです。

「わたし、消えちゃうの?」「ううん、消えなくていい」

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自分と向き合うことを決めたサキちゃん。最初の頃のような諦めた顔はもうそこにはありません。ここで悪夢を消さないのが少しビターで良いですよね。

「寝てる…?」

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サキちゃんのお父さんは夢の研究者になるため大学教授になりました。付いて行ったサキちゃんはまた別の幼稚園に転入してしまいました。そこからの手紙がしんのすけたちの元に送られてきます。

そこには「また、夢で会えると良いね!」と。その手紙の横で寝るしんのすけが意味深でいいですね!

今回の記事まとめ

いかがでしたでしょうか?

「ユメミーワールド」という世界で「夢」をテーマにしつつも「悪夢」という現実的な話。サキちゃんの家族を軸にした家族のあり方と深いお話だということが伝わったでしょうか。

「アッパレ戦国大合戦」「オトナ帝国の逆襲」にも負けないテーマと練られた脚本にキャラクターということに共感いただけたら嬉しいです!

本当はもっと伝えたいシーンもあるのですが、それは実際に映画を見てください!

長文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

「爆睡!ユメミーワールド大突撃」を動画サービスで視聴しよう

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クレしん映画は実はネットを探せば海外サイト等で見ることができますが、違法視聴です。厳密には違法というよりグレーゾーンですが、作品に対する敬意が欠ける視聴法ですね。

最近は動画サイトも充実しており、金額も安いです!なにより、これまで登録していなければ「無料期間」がある動画サイトも多いです。なので、もし見たい場合は正規の動画サイトで見るようにしましょう!

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ということが挙げられます。「無料期間」に関しては、期間中に退会すれば金額がかからないですし、見たい作品だけ見て、退会するのもアリですね。

Amazonプライムビデオ

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クレヨンしんちゃんの劇場版については全作品あることを確認済みです。(2017/9/23時点)

僕も今回の「ユメミーワールド」はAmazonプライムビデオで視聴しました。

紹介した「ユメミーワールド」以外にも「アッパレ戦国大合戦」「オトナ帝国の逆襲」など旧来の名作を見返すのもいいですね!

他にも、深夜アニメ系の最新作も毎週更新されています。テレビだと見逃しがあると思いますが、ネットで視聴すればいつでも見ることができます!

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