こんばんは、いちあきです。
昨日に引き続き、実写化映画ネタバレ感想シリーズその2です!
2週間前に放映開始された『銀魂』を観てきました。
こちらは週刊少年ジャンプで連載されているマンガなんですが、僕は『原作(マンガ)はほぼ未読』です。
ジャンプは数年間欠かさず読んでいましたが、銀魂は読んでいなかったという。
たまーに読んでたのですが、舞台の設定も知らないというレベルです。
それなのに何故銀魂か。きっかけは原作者の空知先生のコメントです。
「ジャンプ」でやってる「幕末」の「侍」ものというキーワードで『るろうに剣心』並みの大作漫画と勘違いした、こんな豪華なスタッフとキャストが集まってくれました。
メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。全員銀魂と一緒に死んでもらう事になりますが、福田監督は「勇者ヨシヒコ」でコスプレ感丸出しながらもそんなのお構いなしで物語に引き込み爆笑させてしまう剛腕振りを見た時から嫉妬からこのオッさん死んで欲しいなと思っていたし、小栗くんもクローズがカッコ良かったんで、漫画に無断で登場させた時から訴えられるんじゃないかとドキドキしていたし、以前テレビで小栗くんの本棚が映った際に銀魂を1巻で切っているのを見た時から鈴蘭に乗り込まなきゃいけないと思っていたので、二つの邪魔な才能を抹殺するにはいい機会だと思っております。
漫画の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです。
という事なので皆さん。わざわざ沈む船に乗り込んだ「現代」の「侍」達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ。
最初の一文でめちゃくちゃ笑いました。なんど見てもクスッとなる…
そして実写化に対する言及が具体的で良かったので、少し気になっていました。
ですが、原作未読の身としては観に行って感想を書いても『は?原作知らねーのに適当なこと言うな』とか言われるんじゃないかとヒヤヒヤしていました。
ですが、結論から申し上げますと『原作未読でも十分楽しめます』
キャラ像バッチリな豪華メンバーにテンポの良いギャグ。
「あ、これ完全に勇者ヨシヒコだ」と思わせるようなパロディネタまで幅広く取り揃えられていました。
ただし、一部ギャグはやはり銀魂らしい部分があるので好みは別れると思います。
原作は知らないので原作ファンの人は観に行って、僕に感想をください笑
ということで、これから【ネタバレあり感想】として解説します。
映画『銀魂』あらすじ
大まかなストーリーはこちらをご覧ください。
見てもらったらわかると思いますが、何もわかりません。
昨日の東京喰種のあらすじが秀逸すぎた……
これは劇場に観に行かないといけませんね!!
登場人物は以下のリンクを参照してください。
泥舟に載せられる豪華メンバー……
ですが、全体的にキャラクターのクオリティが高く、違和感はありませんでした。
特に堂本剛の高杉晋助はめちゃくちゃカッコよかったです。
あらすじ(個人的まとめ)
この世界は江戸ですが、宇宙人(天人)に侵略され、幕府も傀儡政権となっています。
坂田銀時(小栗旬)は天人の侵略時に攘夷志士として戦った一員でした。ですが、幕府が開国宣言し、傀儡政権となったため弾圧されて息を潜めるようになりました。
そして今は剣術道場の跡取りである志村新八(菅田将輝)と夜兎族の娘の神楽(橋本環奈)と共に万事屋(よろずや)の銀時として平和な日常を過ごしていました。
そんな江戸の街に辻斬りが現れ、桂小太郎(岡田将生)が行方不明になり新八・神楽が調査に入るところから話が始まります。
また並行して、銀時は妖刀”紅桜”を探してほしいと依頼を受けます。
そして2つの依頼が交わる時、攘夷志士の同士である高杉晋助(堂本剛)の影が…
続きは劇場でご覧ください。
また、この話は原作にもあるらしいですね。
一部改変があるそうなので、後日確認できたらしたいと思います。
映画『銀魂』感想(以下ネタバレあり)
見所は主に3つです。
- 銀魂特有のテンポの良いギャグ
- シリアスパートの戦闘の熱さ
- 豪華キャストの演技
映画銀魂における流れは「最初30分が日常パート」「後半1時間半がシリアスパート」という分類です。そこからシリアスパートの中で起承転結があるような感じですね。
銀魂特有のテンポの良いギャグ
テンポ良いということですが、もはや開幕数分で畳み掛けてきます。
OPはカウントダウンTVパロディに謎の小栗旬テーマ。いきなり攻めてきます。
小栗旬のテーマはちょっと面白かったですが、カウントダウンTVパロディのハイテンションなボケとツッコミはちょっと寒かったです。
というのも、この時点ではつきぬけていない感じがして、見ているこっちが恥ずかしくなりました。カウントダウンTVは吹き替えだったので、声のトーンが顕著だったのかもしれません。
ただ、個人的に神楽が橋本環奈をパロったネタは好きですし笑いました。
(橋本環奈のあの有名な写真を神楽で撮影したやつ)
というようにちょいちょいパロネタを仕込んできます。
出演者ネタや映画ネタがあるので、おそらく原作では無いんじゃないかなと思います。
そのせい(そのおかげ?)で監督福田雄一氏の強みが存分に活かせていると思います。
というか勇者ヨシヒコだこれ……
後半にも空中戦艦に行くためにナ◯シカのメー◯ェを借りたり、お妙さんがドラゴンボールの音読を始めたりむちゃくちゃです笑
シリアスなシーンが前後にあるのにぶっ込んでくるのは流石銀魂という感じでした。
あと橋本環奈頑張りすぎ、いや本当に。是非劇場で見てあげてください。
シリアスパートの戦闘の熱さ
戦闘は主に銀時(以下銀さん)VS誰かという構図でした。
クライマックスの銀さんvs高杉晋助は派手な戦闘ではありませんでしたが、想いのぶつかり合いというのが感じ取れて熱かったです。
間に回想を入れてキャラクターの考えや味が出ているのが良かったのかもしれません。
ですが、仕方ないと言えば仕方ないのですがCG感丸出しの無駄なエフェクトがちょっと気になるところでした。カッコいいといえばそうなんですけどね。
あと橋本環奈が頑張っていました。めっちゃアクションしてた。さすが神楽。
豪華キャストの演技
ええもう、橋本環奈が可愛かったです。
でも長澤まさみのお妙さんもいいキャラしてました。特にドラゴンボール音読。
ああいう役もできるんですね…「さすが役者だ…」という感じです。
また、近藤勲というクセのあるキャラクターを演じる中村勘九郎もすごかったです。
全裸で素振りをする中村勘九郎も、全身にハチミツを塗って森に佇む中村勘九郎も普段だと絶対見ることないですからね。
なので銀魂は役者の普段見ることのない姿を見れるという面白さがありますね。
感想まとめ
僕は結構楽しめました。
あの役者のこんな姿が!というだけで十分価値はあると思います笑
良かった点と悪かった点をまとめると以下のようになります。
【良かった点】
- パロディネタが面白い
- 役者の頑張っている姿
- 銀さんのカッコいい戦闘
【悪かった点】
- パロディネタがわからないとつまらない
- ギャグのノリについていけないと辛い
はっきり言って、人を選ぶ作品です。原作からそうですが…
銀魂の事は知らないけど、別に嫌いじゃないよ!という僕みたいな方は十分に楽しめるのではないでしょうか。
ただ、本当の原作ファンからすると『銀さんはこんなこと言わない』となるんですかね…?
是非教えてください。
比較するのもあれですが、僕は東京喰種の方が好きでした。
ストーリーと演技がバッチリハマってて良かったです。
夏休みがある方は是非どちらも観に行ってみてください!
原作も読むかーとなったらこちらから
僕もまだ読めていませんが、原作が気になったら読んでみましょう。
改変箇所は気になるので僕も読む予定です。
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69巻も出ているんですね…そろそろ最終回と聞きますがどうなんでしょうか。
アニメ版を見るならU-NEXT!
また、銀魂はアニメ版もあり、ネット配信もされています。
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ポイントで話題の『君の名は。』も見ることができますので是非どうぞ。
“宇宙一バカな侍だコノヤロー!!”
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