[st-kaiwa2]こんばんは、いちあきです[/st-kaiwa2]
今回は大阪からでも日帰りで行ける温泉の1つ「城崎温泉(きのさきおんせん)」について、外湯めぐりのポイントと観光場所、食べ歩きポイントについての情報をお伝えいたします!
そろそろ夏も終わり、秋となり冬となりました。温泉に行きたいと思うことありませんか?
僕自身、先日行ってきた場所なので、なるべく実際の写真も合わせて紹介します。観光のイメージをつけていただけたら嬉しいです。
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「城崎温泉」基本情報
外湯めぐりと散策
古くから栄えた湯治場の多くがそうであったように、城崎でも温泉は外湯が基本でした。源泉の開発技術が発達しても共存共栄の伝統を守り、まち全体を一つの旅館のようにしてもてなしてきました。ですから、観光に訪れた人々は誰もが安心して、ゆかた姿で外湯をめぐることができるのです。(引用:城崎温泉観光パンフレット)
城崎温泉は「兵庫県豊岡市」にある温泉街です。兵庫県の中でもほぼ北端にあり、距離はありますが隣には京都の京丹後が位置しています。
「城崎温泉」の名物と言えば「7つの外湯めぐり」と「風情ある温泉街」です。外湯めぐりや温泉街は浴衣で散策することもできます。
個人的には同じく兵庫県にある「有馬温泉」よりも快適に過ごせそうだと思いました。大谿川(おおたにかわ)に並ぶ温泉宿は夜には柔らかく照らされ、幻想的です。夏の昼間でもどこか涼しげでした。
「城崎温泉」大阪からのアクセス
城崎温泉は兵庫県豊岡市にあります。
兵庫県の中でもほぼ最北端なので大阪からは少し時間がかかります。
各手段での大阪から城崎温泉への所要時間目安は以下のとおりです。
手段 | 時間 |
車で行く場合 | 約3時間 |
電車で行く場合 | 約2時間40分 |
青春18きっぷで行く場合 | 約5時間 |
なかなかの時間を要しますが、大阪からでも日帰りで行こうと思っていけそうですね。
兵庫県や京都府、鳥取県からだとより近くなって日帰りでも行きやすそうですね。
「城崎温泉」外湯めぐりと観光ポイント
温泉街も情緒的で外湯めぐりも楽しい城崎温泉ですが、日帰りで行くと心配なのが現地での所要時間ですよね。
現地の到着をお昼前とした場合でも夜に帰るなら、16時から17時には帰路につくのがベストです。そうなると滞在時間は長くても5時間程度となります。せっかくの散策なのに時間に縛られるのはもったいないですよね。
今回は僕が行った場所を元に日帰りでのおすすめ観光スポットをまとめましたので、効率的な散策の参考にしてください!
城崎温泉駅前
電車で訪れると最初に目に入るのは駅前広場です。
広場では豊岡名物のコウノトリの像が迎えてくれます。写真を見ていただいたらわかるように、綺麗でのどかな雰囲気ですね。城崎温泉街の散策はここから始まります。
まずは駅舎で記念撮影をするのも良いですね!
飲湯場(駅前)
駅前の広場には温泉を飲むことができる飲湯場があります。
一番最初に訪れることになる観光スポットではないでしょうか?
コンコンと湧き出る温泉はきっと思っているより熱いです。お子様連れの方は不用意に触ってやけどしないよう気をつけてくださいね!
奥にある湯呑みで実際に温泉を飲むことができます。お味は…正直美味しくはないです(笑)しかし、普段味わうことのない味は温泉を身体に取り込んでいる感覚を感じさせてくれます!あとは実際に現地に行って、その味を確かめてください。
ちなみに飲湯場はここを含めて3箇所あります。
飲湯場は3箇所とも似たつくりをしているので、日帰り旅行の場合だと時間の関係上無理して全箇所回らなくても良いかと思います。
足湯(「さとの湯」横)
駅舎横には「さとの湯」という外湯の1つがあります。そこに併設されている足湯も温泉スポットの1つです。
ただ、駅舎横というアクセスの良さもあり、おそらく混雑していると思います。日帰り旅行は時間との勝負です。足湯は他にもありますので、混雑していなければ体験する程度に考えておきましょう!
丹波牛まん
食べ歩きと言えば肉まんですよね!しかも但馬牛!
駅前広場を右手にまっすぐ行くと丹波牛まんの出店があります。他にもコロッケ等もありますので食べ歩きがお好きな方はぜひどうぞ。
1つ350円程度でめちゃくちゃ美味しかったです!普通の肉まんと比べると牛肉の旨味がギュッと詰まっており「ああ…僕はいま、肉を食べているんだ…!」という気分になります(笑)
大谿川
丹波牛まんを購入したあたりで、大谿川(おおたにかわ)が見えてきます。直後にかかっている大谿橋(おおたにはし)は記念撮影スポットですね!城崎温泉と言えばこの場所とも言えます。
側道には旅館やお食事所が連ねています。情緒を感じさせる建物が揃っているので、各旅館を写真撮影するだけでも楽しいですね。
途中には再び飲湯場があります。最初の場所が混雑していて飲めなかった場合などはここで体験するのもいいですね!
一の湯(外湯)
城崎温泉7つの外湯めぐりの1つ「一の湯」です。後に紹介する「さとの湯」と並んで大きな温泉になっておりおすすめの温泉です。ここのメインは洞窟風呂です。
岩肌に囲まれた温泉を体験することができます。露天風呂もいいですが、こちらもいいですね。日帰りで時間が少なく行けなかったのが悔やまれます。
もちろんここも後述する外湯めぐりチケット「ゆめぱ」に対応していますので、購入した方は入っておきましょう!
【基本情報】
営業時間 | AM7:00~PM11:00 |
定休日 | 毎週水曜日 |
料金 | 大人600円,子供300円 |
地酒ソフト
一の湯の道をまっすぐ行って左手に「地酒+ソフトクリーム」という組み合わせの「地酒ソフト」があります!
ソフトクリームに地酒をかけただけなのですが、地酒のフルーティーさと北海道のソフトクリームの濃厚さがめちゃくちゃマッチして美味しいです!
僕はあまりお酒が得意ではないのですが、ソフトクリームを食べた後にくる地酒のフワッとした香りが最高で、友人が買ったアイスなのについつい食べすぎてしまいました。
注意
地酒ソフトはお酒が入っています。車を運転される方・お子様は食べないよう気をつけてください。このために電車で来るのもおすすめします(笑)
薬師泉源(薬師公園ポケットパーク)
城崎温泉の端(徒歩30分~1時間程度)でたどり着く「薬師公園ポケットパーク」には城崎温泉の元湯が湧き出ている「薬師泉源」があります。
日帰り旅行の場合はこのあたりを終点の目標として散策するのがおすすめです。
元湯ということもあり、2秒も触ってられないくらいめちゃくちゃ熱いです!
この元湯を触っているところを写真撮影するの方は多いですね!なかなか熱くて触っていられないので、シャッターチャンスは見逃さないようにしましょう!
温泉たまご体験(城崎ジェラートカフェChaya)
先程の「薬師泉源」の隣では源泉で温泉たまご体験ができます。
そばにある「城崎ジェラートカフェChaya」でたまごを購入すればあとは自由。近くの源泉でゆで時間を調節して「温玉・半熟・固ゆで」をつくることができます!
温泉で茹でているからか、備え付けの塩を使わなくてもほんのり塩味がしてめちゃくちゃおいしいです!
城崎温泉に来たら体験していただきたいおすすめスポットNo1かもしれません!
城崎ジェラート(城崎ジェラートカフェChaya)
温泉たまご体験ができる「城崎ジェラートカフェChaya」の名物である城崎ジェラートもおいしそうです!3種類の食感が存在しているそうです。
- フルーツベースのジェラートタイプ
- ミルクベースのアイスクリームタイプ
- 甘さ控えめのソフトクリームタイプ
多人数での旅行なら、それぞれ違うタイプを選んで食べ比べするのもおすすめです!
本当は温泉上がりに食べたかったのですが、時間の都合上カット…次回はリベンジしたいです!
城崎温泉ロープウェイ
「薬師温泉」付近には「城崎温泉ロープウェイ」があります。
「温泉寺」を経由し、山頂の「大師山」まで行くことができます。山頂まで行く場合は所要時間7分程度です。大体20分に1本出ているようですので、タイミングが合えば登ってみると良いですね!(料金は山頂で往復900円)
山頂には展望台があり、城崎温泉街や日本海を一望できます。中間の「温泉寺」には城崎美術館もあり、観光スポットとして立ち寄られているそうです。
実はこちらも時間が無くて行けませんでした。リベンジその2ですね!
城崎文芸館 KINOBUN
(引用:城崎文芸館 KINOBUN)
「薬師温泉」の帰り道に少し路地に入ると城崎温泉の観光名所である「城崎文芸館」があります。
城崎温泉の歴史や7つの外湯については常設展となっており、無料で観覧することができます。外湯めぐりでどこに行くか迷っているのであれば、ここに来るのもいいですね。
有料の展示では「リバース」「告白」等で有名なベストセラー作家「湊かなえ」さんに関連する展示があります。城崎温泉限定の書き下ろし小説を求めて訪れるファンも多いそうです。
「湊かなえ」さんの素顔から「100問100答」まで、様々なブースがあるので、興味のある方は折角なので観覧してみるといいかもしれませんね!
(公式)城崎文芸館 KINOBUN
手足湯(城崎文芸館横)
城崎文芸館横には手足湯があります。自由に利用可能です。
適度な温度に手湯までついており、非常にリラックスできます。路地にあることもあり、駅前に比べると穴場です!日帰りで時間の管理で疲れた身体を落ち着いて休ませることができますね。
僕もここの足湯に浸かったのですが、非常に気持ちよく友人から「そろそろ行くか!」と言われてもなかなか離れられませんでした(笑)
さとの湯(外湯)
城崎温泉7つの外湯めぐりの1つ「さとの湯」です。駅舎横にある最も大きく新しい外湯です。メインのお風呂はみんな大好き「展望露天風呂」となっており最もおすすめできる温泉の1つです。
温泉だけども現代様式と合わさった展望露天風呂は爽快です。正面には円山や円山川が一望でき、眺めているだけで1日の疲れを癒やすことができます。
露天風呂だけでなく、内湯やサウナも完備されており、城崎温泉観光の最後を締めくくるにはもってこいの温泉だと思います!
マッサージチェアや畳敷きの休憩室もありますので、ここでゆっくり休んで帰路につくのがおすすめですね!
【基本情報】
営業時間 | AM7:00~PM11:00 |
定休日 | 第2・第4木曜日 |
料金 | 大人800円,子供400円 |
その他「城崎温泉」観光ポイント
これまで城崎温泉における「おすすめ外湯」や「観光場所」を紹介してきました。最後に場所ではないのですが、観光におけるポイントを紹介して締めくくります。
7つの外湯めぐりをするなら「ゆめぱ」を購入しよう!
湯めぐりパス「ゆめぱ」を購入すれば7つの外湯が入り放題になります。
- さとの湯
- 地蔵湯
- 柳湯
- 一の湯
- 御所の湯
- まんだら湯
- 鴻の湯
価格は大人1,200円、子供600円です。2箇所以上の温泉に入るならお得です。各温泉または駅前案内所やロープウェイで購入できます。
ちなみに「ゆめぱ」はおサイフケータイまたはICカードで利用できます。日本で初めてのデジタル外湯券だそうです。ちょっと使ってみたかったです…(笑)
(PC)城崎温泉の湯めぐりパス「ゆめぱ」
(スマホ)城崎温泉のデジタル外湯券 ゆめぱ
日帰り旅行は時間との戦いなので、すべての温泉に入るのは難しいかもしれませんが、折角の温泉街なので「ゆめぱ」を活用して複数の温泉を周りたいですね!
城崎温泉を浴衣で散策するならレンタルしよう!
折角の城崎温泉、できることなら浴衣で散策したいですよね。浴衣で散策することで日常から非日常へと早変わり。日本人であることを噛みしめることができます。
旅館によっては浴衣の貸し出しをしていただけるそうですが、日帰りだと旅館で貸し出すのは難しそうです。
城崎温泉中心部にある「御所の湯」隣にある、ゆかた専門店「いろは」では日帰り客用に浴衣のレンタルと着付けをしてもらえます!
浴衣も200種類から選ぶことができ、選んでいるだけで満足してしまいそうです。
気になる価格はヘアスタイリング・着付けサービス・レンタル(浴衣・下駄・帯・小物)で1日2,160円です。意外とお安い!
カップルプランもありますので、カップル・夫婦そろって浴衣をレンタルするのもおすすめですね。あとは日帰り旅行の敵である時間だけが問題です(笑)
帰りの電車の時間は気をつけよう!
城崎温泉から大阪や各県に帰るにあたり、電車を使用する方は出発時間を気をつけましょう。電車は1時間に3本程度しかないうえ、特急で帰る場合は18時頃が最終便になります。
特に日帰り旅行は時間管理がバタバタとしがちなのでよく注意してくださいね。
せっかく癒やした疲れを残さないためにも何時まで城崎温泉にいるかを決めて、スムーズに帰ることができるようにしておくのがおすすめです。
今回の記事まとめ
「城崎温泉」いかがでしたでしょうか。日帰りの旅は悩めば悩むほど時間が無くなるので、できるだけスムーズに周りたいですね。
とはいえ、今回紹介した場所以外にもおすすめの観光スポットや外湯はあります。時間が許すなら他のスポットも開拓していけるといいですね!
観光についての情報を探すなら以下のサイトがおすすめです。
城崎温泉観光協会ホームページ ←パンフレットもあります
城崎温泉元湯案内 ←お店情報や外湯紹介、モデルコースもあります
人それぞれだとは思いますが、個人的には情報を集めてから行けばその土地を更に楽しむことができると考えています。
今回紹介したスポットや上記サイトを参考にあなただけの最高の観光ルートを探してみてください!
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